ケン院長のWEBクリニック

おしっこ、いつもと違う!? 冬はネコちゃんの泌尿器系病気に注意!
 
寒い季節はネコちゃんの「泌尿器系の病気」に特に注意が必要です!
 

ネコちゃんはもともと水の少ない環境の砂漠で暮らしていた動物です。そのため、あまり水を飲まず、濃縮された濃い尿を出す体の仕組みをしています。
寒い季節は、更に水を飲む量が減りがちになります。その結果、尿がより濃くなり、腎臓にかかる負担が増して、機能障害を起こしやすくなります。そのため、膀胱炎や尿結石、慢性腎不全など泌尿器系の病気にかかりやすくなります。

 
こんな症状は見られませんか?「尿チェック」で早めの発見!
 

泌尿器系の病気は、まず「尿の異常」でチェックしてみましょう。
以下のような症状は見られませんか?

上記のような症状が見られたら早めに獣医師に相談してくださいね。

 
成猫の一日に飲む水の量ってどのくらい?
 

50ml〜80ml位が目安です。
100mlを超えると腎不全の疑いがあります。いつもよりたくさん水を飲む、尿の量や色がいつもと違うなど
「いつもと違う」と感じたら、獣医師にご相談くださいね。

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泌尿器系の病気のケアは「十分に水を飲ませる事」が大事です!
 

ネコちゃんがいつでもお水を十分に飲めるような工夫をして、ネコちゃんの健康を守ってください。
例えば……。

★場所の工夫飲みやすい高さに

★容器の工夫容器を工夫

★水の工夫

★荒ワザネコ草に水を

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