ペットは具合が悪くても自分から不調を訴えることができません。健康そうに見えても、知らないうちに病気を抱えている場合もあります。
早めに異常を発見することは、それだけ早く治療が始められ、症状の軽いうちに直せる可能性も高くなります。長引かない分、治療費の負担も抑えられるので、金銭面での負担も減りますよね。
早期発見、早期治療は健康への近道です。
そのためにも健康診断は定期的に行う方が良いですよね。
幼少期から健康診断を受けることが理想的ですが、特に5〜6歳くらいからは病気にかかりやすくなってきますので半年から1年に1回など、定期的に健康診断を受けることをおすすめします。
人間と一緒に暮らすペットも近年では、肥満や糖尿病、がん、心臓病などの生活習慣病が広がっています。その死因の多くも生活習慣病によるものとなっているのです。
私たち人間が定期的に健診を受け健康を維持するように、大事なペットの健康維持にも気を配ってあげてくださいね。
一般内科検診(視診・触診・問診・聴診)、血液検査、糞便検査、尿検査、レントゲン検査などを行います。
視診や触診、問診により、皮膚や被毛の異常、目・歯・耳の機能や太り過ぎや痩せ過ぎのチェック、また異常な腫れはないか、など外的な異常をチェックします。
聴診では主に心肺機能のチェックなどを行います。
また血液検査や尿検査・糞便検便、レントゲン検査などにより、血液成分の分析、貧血や細菌感染の有無、腎臓・胃・腸・肝臓など内的な異常をチェックします。
まずは一般内科健診だけでも受けてみては如何ですか?
その上で異常が見つかった場合は症状に応じて追加の検査を受けることもできます。
健康診断を受ける時期はいつでも大丈夫です。
「うちの子、大丈夫かしら?」と思ったらいつでもお越しください。
尚、KEN動物病院では、11月〜3月は「健康診断強化月間」としています。この期間は比較的病院が空いている時期ですので、後の患者さんを気にする事なくゆっくりと検診して頂けます。
日頃疑問に思っている事や心配な事などペットに関するアレコレをお気軽にご相談ください。